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  • 2022年10月28日

Kumejima豊かな自然が残る「沖縄 久米島」

  • 久米島は沖縄本島の西に約100kmの離島です。沖縄旅行は初めてですが、本島以上に久米島へは今後なかなか訪問することはなさそうなので、観光もアップしてみます。
    那覇から飛行機で約35分、島の一番西側に位置する久米島空港から、一番東側にある宿泊施設のあるイーフビーチへはぐるっとカメが描かれた路線バス『くめバス』で移動です。空港で降りた人はかなりの人数いたけれど、ほとんどはお迎え車やタクシーに乗車されたので、くめバスは私たちだけの乗客となりました。
    イーフビーチは白いサラサラの砂浜で海水浴場としてはとっても最適な場所のようです。

久米島町(仲里村)奥武島(おうじま)の畳石

久米島の東端から橋でつながった小さな奥武島の西南部の海岸線に位置する畳石です。約600万年前に海底火山の噴火によりできた五角形や六角形に区切られた火山岩(安山岩)の『柱状節理』が整然と並んでいます。学術的価値が高く貴重なため国指定天然記念物(地質鉱物)に指定されているそうです。

  • 海岸に六角形のカメの甲羅のようなひび割れが見える<柱状節理(ちゅうじょうせつり)>
  • 畳石の向こうに青いビーチが広がる
  • 国指定天然記念物の碑
  • 右端に女の子が歩いているので割れ目の大きさ(約1m~1.5m)がわかる
  • 真謝(まじゃ)のチュラフクギ

    真謝(まじゃ)集落内に通る県道の中央分離帯に残るフクギ(福木)。フクギは家屋の周りに防風林として植えられていましたが、この道を作る時にほとんど伐採されたなかで、ここだけ今の形で残したそうです。
    沖縄ではこのフクギを染料として多用していました。

宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)

久米島の北側中央部にある昔の城(ぐすく)跡。現在は石積みの城壁が残っているだけです。久米島では一番高い場所(標高約310m)にあるので、島を360度ほぼ全体を眺めることができます。一の郭(曲輪)へは建築足場のようなステップで上ります。
第二尚氏尚真王(しょうしんおう)が琉球統一過程の1510年頃に滅ぼすことになる前に、ここを治めていた伊敷索(ちなは)按司(あじ)の長男である久米仲城(くめなかぐすく)按司が築いたとされています。

  • 一番高い城跡から北側の眺望
  • 眺望
  • 一の郭(曲輪)跡
  • 城壁として残っている島周辺で採れた板状の輝石安山岩(きせきあんざんがん)
  • 西側の眺望に自衛隊の基地
  • 東側の眺望。ハテの浜が少しだけ見える

五枝の松

国指定の天然記念物。久間地集落にある樹齢約250年のリュウキュウマツ(琉球松)。沖縄県の二大名松とされ(もう一つは伊平屋島の念頭平松)、日本国内でも1本の松がこれだけ枝を広げた姿は珍しく日本の名松100選にも選ばれています。高さ6mと言われていますが横への広がりが凄すぎてあまり高く感じませんでした。枝の広がりは250m²にもおよぶそうです。

  • 碑がある位置から松の全景
  • 松の下から幹の広がりを見るとスゴさがわかる
  • 枝の先端は支柱で支えられている
  • 松の下には祠が置かれている

具志川城跡(ぐしかわじょうあと)とミーフガー

空港まで行く途中で、写真撮影だけ。『具志川城跡』は15世紀初めころに築城されたと伝えられる城跡。
『ミーフガー』は「女岩」という意味の沖縄の言葉で縦に細長くあいた岩の特徴から、子宝祈願の対象になっているらしいです。

  • 具志川城跡
  • ミーフガー
  • JTA「さくらジンベエ」

    久米島空港から離れるのに日本トランスオーシャン航空の「さくらジンベエ」に搭乗。
    2017年秋から就航しているとのことで『沖縄美ら海水族館』のジンベエザメ「ジンタ」をイメージにデザイン。メインは青ベースの機体ですが、日本一早く咲く桜として有名なやんばるのカンヒザクラを頭(機首)部分に飾り、ジンベエザメのデザインはそのままに、女の子をイメージしたサクラ色の可愛らしい塗装にしたのが「さくらジンベエ」だそうです。

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